2006年08月10日

Kバレエ『トリプルビル』♪

Kバレエカンパニーの06年夏『トリプルビル』を観てきました♪

振付:ローランプティ
演目:『若者と死』

振付:サー・フレデリック・アシュトン
演目:『ラプソディ』

振付:バランシン
演目:『セレナーデ』

上記の3作品を一挙に上演するという豪華なラインナップ♪
『若者と死』の主役はもちろん熊川哲也さんで、相手役には中村祥子さんがゲスト出演。
『ラプソディ』には、ゲストで佐々木陽平くんが出演、というキャストもなかなか豪華な感じ。

上演は『ラプソディ』→『セレナーデ』→『若者と死』という順番。

ラプソディは、超絶技巧満載で、色をたくさん使っていながらモダンな仕上がりのセットと衣装でスピーディーかつ優雅…最後に観終わると、はぁ〜楽しかった!と思ってしまう30分くらいの作品。
なんのこっちゃ?って感じだけど…きっと1度見たら誰もがそう思うに決まってます!(^_^)

この作品を踊ってる熊川さんを観ると、超絶技巧=熊川哲也といっても過言じゃないって今さらながらに思ってしまう。
しかも、跳べるだけでも、回れるだけでもダメで…それらを美しく表現しなければならないのだから…大変だろうな〜と思います。

この、NYのメトロポリタン歌劇場でも絶賛された熊川さんの十八番といってもいい作品をロイヤルバレエ団のファースト・ソリストである佐々木陽平さんが踊ってくれました!相手役は荒井祐子さん。

なかなか健闘してました!
幕が開くと佐々木さんが一人で立っていて突然踊りだすわけだけど…最初からよく跳び、よく回る振付なのよ。最初こそ軸がぶれて大丈夫かな?と思わせたけど徐々に調子を取り戻してよく頑張ってました!噂によると、佐々木さんは前日まで地方のゲスト出演で白鳥をやってたらしい。もちろん、王子役だと思うけど…(^_^;)
疲れも見せず、大健闘でした!!

荒井さんも素早い足さばきと身軽な動きで楽しませてくれました。
本当に何を踊っても上手いよね、荒井さんは…。
あの細くて小さい身体のどこに…あのパワーが秘められてるのだろう?
根っからバレエが好きなのねぇ〜、きっと。

他の男性6名、女性6名もかなり良く揃ってて良かったです。
欲を言えば、男性6名のジャンプの場面はもう少しビシッとタイミングが合うともっと素晴らしいのですが。
Kバレエでのラプソディ初演のときは、なにせ6名も豪華なメンバーだったので迫力が断然違いましたから…。
元ロイヤルのプリンシパル、ファースト・ソリスト、ソリスト…などなどのメンバーが踊ってくれてたんですもの…あのときの映像が欲しい〜〜!叶わぬ夢ですよね〜。

セレナーデは、よくお稽古して揃えたわねぇ〜♪という感じで美しかったです。心なしか和風な雰囲気が漂ってた感じもしないではなかったですが(^_^;)
松岡さんも美しく堂々としてらしたし、長田さんも伸び伸びとしてて良かったです。東野さんは少し固かったかな?とも思いましたがよい出来だったと思います(^_^)彼女の踊りには品があって好きです♪

若者と死は、数回観てますが…ちょっと厳しいかもしれないけど、普の出来でした。

死神役は今まで外国人女性ダンサーしか観たことなかったので違和感があったのかな、とも思いますが。若者と死神との関係で…何度観ても、若者に比べて死神が強すぎるのではないか?と感じていたんです。
が、今回の舞台を観て…少し死神が弱いな〜と。中村さんがちょっと可愛く見えちゃうんですよね、たぶん。

そう考えていると、同じ舞台を観た友人のMちゃんが、『黒髪のおかっぱって日本人だと子供のイメージが強いから…。』と面白い意見を聞かせてくれました。

そうか〜、外国人が黒髪のおかっぱで出てくると良くも悪くもある種のエキゾチックな感じ…“普通じゃない感じ”が存在感とともに不気味さを伴って湧き出てくる。でも日本人だと普通に似合ってしまうのかもしれません。

中村祥子さんは放蕩息子のセイレーンの方が断然良い出来だったと思います。プティ作品は独特なのでやりづらいのかな。まー初日を観ただけですから、今後に期待ですね。

熊川さんは、何度も踊ってこなれている役ですから良かったです。もし、死神がもっと強くて、それに引き合うくらいの感情を爆発させていたらもっとスゴイ舞台になってたんだろうな〜と。もう一度みたいです!

中村さんは、別の日にセレナーデを踊られるそうですので、そちらも楽しみです。長い腕と脚が伸びやかにバランシンを踊る姿…スゴク観たいです!!

会場には、ラスタ・トーマスや米倉涼子さん、その他たくさんの著名人や評論家の方、バレエ関係の方も会場でお見かけしました。相変わらず、客席も豪華なKバレエカンパニーでした♪

posted by 放蕩主婦 at 15:59| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | バレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
半年くらい前から、こちらを読ませていただくのを楽しみにしております。

私は、11日のサマートリプルビルを観てきました。
はじめて『若者と死』を観たのですが、哲也さまの美しい肉体に目が釘付けになってしまいました(ミーハーで叱られるかもしれませんが)。 でも時間が短いですよね? アーもう終わり?って感じですよね。 熊川さんはひとつひとつ動きがピシッピシッ決まって、やっぱりさすが!でした。改めて熊川さんのすばらしさを感じました。 ダーシーさんとのDVDがとても楽しみになりました。
松岡さんの死神は、黒髪のおかっぱ頭が子供っぽくならずになかなかいい感じ(エキゾチックな感じ)でよかったと思います。
『セレナーデ』の中村さんはとてもすばらしかったです。長身で正確な美しいポーズで、ステキでした。宮尾さんも長身でとてもお似合いでした。

ところで会場で『三人姉妹』のポスターや映像がながれていたのをご覧になりましたか? 哲也さまの軍服姿がとてもステキでしたよね? あのポスター欲しかったなぁ。 


Posted by ちゃあchan at 2006年08月12日 16:04
ちゃあchanさん、こんにちは。
いつもありがとうございます♪
私も同じ日に会場にいました!

11日の件も新たに書こうと思ってましたが、松岡さんの死神良かったですね。
本当に全身全霊で踊ってらして…誘惑し、突き放し、足蹴にし…凄く魅力的で惹きつけられました(^_^)

セレナーデの中村さんも伸びやかで美しく素晴らしかったですね。

ポスター、これまた、ちゃあchanさんがおっしゃる通り、欲しかったです〜〜♪
真剣な眼差しがステキでした!
これでまた、冬公演が楽しみになりました(^_^)v

またコメントお待ちしてますので遊びに来てくださいネ♪

Posted by 放蕩主婦 at 2006年08月13日 01:53
11日も行かれたのですね! さすが!です。 9、10日はちょっぴり空席が・・なんて話を耳にしていたので、心配していたのですが、11日はまあいっぱいでしたよね。 哲也さまが空席のある会場で踊る姿は見たくないし、ましてチケットの売れ行きで悩ませたくないですよね? 

これからもいろんな公演のお話や、新しい物、お店のことなど、いろいろ教えてくださいね。 楽しみにしています。

 
Posted by ちゃあchan at 2006年08月13日 07:37
さすがだなんて…(^_^;)
実は、友人が行けなくなって困ってたのでそのチケットを
買ったんです。
そうしたら偶然にも別キャストの日だったので。
すご〜くラッキー♪
ラプソディとかあまり期待してなかったのに(失礼!)
とってもいい出来でまたまたラッキー♪でした(^_^)v
Posted by 放蕩主婦 at 2006年08月13日 10:10
こんにちは!
いつも楽しく読ませていただいてます。

13日の楽日に行ってきました♪
『ラプソディ』はKバレエの初演の初日!の感動がいまだに忘れられず、比べてはいけないと思いつつ・・・
佐々木陽平さんは熊川さんとはまた違う「ラプソディ」でした。もちろん踊る人が違えば当然なのですが・・・今さらながらあの難しいステップを軽々踊る(ように見える)熊川さんはさすが!というか、改めてすごさを実感しました
佐々木さんはといえば、とても品がよく丁寧な踊りで最後まで踊りきってくださいま。した。
荒井さんは本当に上手い!細かなステップや音のとり方が小気味よく、相変わらず安定した踊りでした。

『セレナーデ』はチャイコフスキーのあの名曲にぴったりの、美しく流れる世界がありました。本当によく揃っていて気持ちよかったです。

そして熊川さんの『若者と死』は圧巻でした。
熊川さんはもちろん中村祥子さんも迫力があり、相乗効果で鬼気迫る舞台でした。途中で胸が圧迫されるような苦しさを感じました。ただ怖いだけの死神ではなく、目が離せない魅力というか魔力で引き込まれました。
熊川さんの踊りはキレがあってダイナミックなのに、ひとつひとつがとてもキレイなんですよね〜。やはり別格ですわ♪

前回のツアーの時にも書きましたが、オーケストラが良い!やはり専属オケは違いますね〜。今まではあれっ?とか、あら〜みたいな事もあり、せっかくの舞台に集中できませんでした。でもオケが良いとより一層熊川さんのバレエの世界に引き込んでくれました。

次のシーズンのツアー『三人姉妹』も楽しみです。
ポスター本当にカッチョいい〜っ!(笑)
Posted by レイン at 2006年08月14日 22:31
レインさん、こんにちは。
楽日の中村祥子さんの踊りは本当に素晴らしかったですね。
初日を見てこのブログには『ちょっと弱いかも…』と書いてますが楽日はすごく良かったです(^_^)v
松岡さんが女優ばりの演技で魅せた、とするなら…中村祥子さんは正攻法で攻めたプティの『若者と死』という感じでした。

ラプソディは、ぜひレインさんにも輪島&長田ペアも見て欲しかったくらいです。

どの演目も当然ですが、踊り手によって全然印象が違って見えるのもバレエの醍醐味ですよね〜(^_^)

たぶん、以前スカパーかなにかで三人姉妹を見たことはあるんですが…もう一度思い出すために、ロイヤルのビデオを友人から借りて予習をしようと思います(笑)
Posted by 放蕩主婦 at 2006年08月14日 23:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/22178069

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。