2007年03月13日

新国立劇場『オペラ劇場バックステージツアー』

数年前から参加したいと思っていた新国立劇場での『オペラ劇場バックステージツアー』にようやく参加することが出来ました(^_^)/

           backstagetour_3.jpg 

このバックステージツアーは、不定期で行なわれいて、平日に実施されることが多く、土・日のツアーは少ないのです…私の勝手な統計によると。

1回、10名の定員で、1日3回です。私は土曜日の一番最初、午前10時からのツアーに参加しました♪ 参加料金は500円。新国立アトレ会員は400円です。

当然ですが、事前に前売りチケットを入手してからでないと参加できません! ぴあのカウンターか新国立劇場の窓口でしか購入できません。以前はぴあのカウンターも取り扱い店がかなり限定されてたんですが…今はどこでも買えるみたいです。

当日集合したカウンターで渡されたパンフによると、1.ホワイエ 2.客席 3.オーケストラピット 4.楽屋 5.側舞台 6.主舞台 7.奥舞台 8.組立場 9.奈落 と、写真と地図とともにそれぞれの説明が書かれてます。

backstagetour-panf.jpg backstagetour_panf2.jpg

私はてっきりこの順番に見学が出来るものと思ってましたが…終了してから考えると、大まかな説明を頭に入れてからツアーに参加したほうがよりわかりやすいぞ! ということだったんだなぁと認識いたしました(^_^;)

backstagetour.jpg参加者を引率しながらガイドをしてくださる方1名と、他女性のスタッフが2名くらいで各所を回ります。参加者は 「ツアー参加者タグ」 を首から下げなければなりません。それとヘッドフォン…これがあるとガイドから少し離れていても説明が聞き取れるということで、ほぼ全員の参加者がこれをお借りして、ツアースタート!

backstagetour_kyakuseki.jpg始めに客席。私達以外だれもいない広々とした客席。赤い座席がとってもキレイ♪ ほぼ中央に全員が座りし〜んとした客席で舞台を見る。もちろん舞台にも誰もいなくてガラ〜ンとしていて…芸術監督やその他のスタッフはこういうところで仕事をしてるんだなぁ〜と(^_^)

ここの音響は世界でもトップクラスだと自負しています!!とガイドさんはおっしゃってました。そして、座席の中央ブロックは24,5席が横に並んでますが、本来なら消防法? で12席ごとに通路をいれなければならないものを、壁や天井の材質やその他の事由から許可が取れて、途中に通路を作らず、24,5席を横に連ねることが実現可能となったとおっしゃってました。

確かに美しく配列された座席だとは思うけど、観客の立場で言わせてもらえば、通路があったほうが出入りしやすくて良かったんじゃないの? と思ってしまいましたが…(^_^;)

backstagetour_okepi.jpg次に、客席の最前列まで行ってオケピットをのぞいて色々説明して頂きました。指揮者の立ち位置の背景の壁はそこだけ白くなっていて、それは指揮者はだいたい黒いタキシードを着ているからオーケストラの人達から見やすくするため…とか(笑)、ピット内の舞台側の壁に指揮者を写すカメラがあって、それを映す画面は舞台上の左右の枠?の数箇所にしつらえてあり、指揮者の指揮を舞台のどの場所からでも見やすいようにしてあったり…。

知ってる人には当然のことでも、はじめて見る私にはとっても面白いことがたくさんありました。

次に舞台。さっきの説明にあったテレビ画面のようなものが確かにありました。これで見てるのねぇ〜(^_^) 私たちは直接舞台に立っていましたが、セットは背の高いものも沢山あるのでそこからでも見えるようにと、画面は高〜いところにも付いていました。

backstagetour_puronputa.jpgそれと、舞台前方にプロンプター用の小窓も…。ある舞台では客席から、「(ここから出た)プロンプターの手が見えた」 なんていう苦情が来たこともあるとか…(笑)

舞台機構はコンピューター制御によってそのほとんどが行なわれるそうで、舞台脇にはコンピューターの司令塔のようなものもありました。側舞台、奥舞台、組立場…などはもうほとんど倉庫か大きな工場のようです。舞台の早代わりのために床が2層になっていて移動ができたり、舞台自体も5分割できるようになっていて一部だけ変わったりすることも可能になってます。

こういう様々な機能を駆使して、観客を楽しませるために数十人、数百人の人々が知恵を出し合い、労力を費やしてひとつの舞台を作り上げているんだなぁと思うと感慨深いものがありました。

私が参加したときの、オペラ劇場で公演中の演目は「さまよえるオランダ人」 というオペラの作品でした。なので、置いてあるセットもその演目のものでした。度々「これが…あの様々なものに変化する赤い布で…」とかの説明があったのですが、オペラは見ないのでイマイチ実感がなく残念でした。見たことのある舞台だったらもっと面白かったのに…と、ちょっと「さまよえる…」も見てみようかという気になったけれど、間に合わずにその舞台は終了しちゃいました。

でもやっぱり、バレエの時にみたいよなぁ〜。セットとか間近に。バレエ公演の時の土曜日に参加したかったけど、なかなかそういう条件の揃った時がなくてね〜。

次に地下3階だったかな? の奈落を見学しました。ここがさっき皆が立っていた舞台の真下です、と。そして…私たちよりも上の階に位置し、でも1階には顔を出していないスタンバイしている状態の船のセットが良く見える所にありました。こういう状態で見れることは稀だそうで…ガイドの方はとてもこの偶然を喜んでいるようでしたが、始めてみる私にはどの状態が通常で、今日はラッキーだったのかイマイチ実感がなく…喜びを表現できずにスイマセン…ガイドさん m(-_-)m

とにかく、暗くて地下数階まである大きな倉庫か地下駐車場に板や鉄板が収納されているようにしか見えませんでした。しかも、私の身長より高い金網の塀があるし…。網目越しに下は見れるけどね。

その場で、床を入れ替えるために動かしてくれたりしたら…すごく良くわかるし、もっとエキサイティングなのに…でも無理ですよね、そんなこと。

奥のほうには背景幕が仕舞ってありました。クルクルと長い棒に巻きつけた状態で何本も。このクルクルと収納する作業は機械では出来ず、人間が何人かで手作業でするそうです。

戻る途中にバレエ用の床…なんて呼ぶんだっけ? 失念してしまいましたが…(^_^;) と、その上に敷くマットのようなものを見ることが出来ました。

backstagetour_ballet_yuka.jpg backstagetour_ballet_yuka2.jpg

その後、組立場辺りに戻って質問コーナーとなり、いくつかの質疑応答の後、視聴室にて「オペラが出来るまで」というビデオを15分くらいかな? 見てからアンケートに答えて解散でした。

開始から終了まで1時間30分くらいとの事でしたが、1時間15分ほどで終了しました。

出来れば、床が動くところとか、舞台の早変わりの所なんかのビデオを作ってもらって、始まる前にそれを見てから実物を見たほうがわかりやすいのでは? と思いました。ちょっと頭に入ったところで、もう一度見学したいなぁ〜(^_^)

以前、英国ロイヤルのオペラハウスのバックステージを見に行ったときは、ダンサーのお稽古場とか衣装を作ったり、お直ししたりしている現場とかを見学できてすごく楽しかった。稽古場ではちょうど、イレク・ムハメドフや佐々木陽平くんが練習してたっけなぁ〜。ロイヤルは確か写真撮影はNGでした。

暗かったり、照明が光ってたり、そして何より腕も悪く、ろくな写真が撮れませんでしたが(^_^;) 皆さんもぜひ機会があったら行ってみてはいかがでしょう? 意外と男性の参加者が多かったです♪

新国立劇場バックステージツアー詳細はこちら♪


posted by 放蕩主婦 at 14:19| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 放蕩主婦さん、こんにちは〜。

 以前から興味があった新国のバックステージツアーレポート、楽しく拝見しました。

 中央ブロックの長〜い席の列…
そうなんですよ〜!!客にとってはちと、いや凄〜く迷惑…。
 以前バレエを観たときに、中央ブロック席のそのまた中央の席になってしまして…。
時間に余裕をもって会場には着いたのですが、トイレ等に行っている間に自分の席までのあいだはみっしり埋まってしまい、
他のお客さんの方々に大迷惑をかけながら
席にたどり着く羽目に!!

 その後の休憩は列の誰よりも遅く席を立ち、誰よりも早く戻らねば!!と必死でした。疲れました…。
本当、程よい間隔で通路は必要です。
でなければ、座席の前後の余裕を…!!

 私もこのツアーに参加したいと思いましたが、「バレエ上演の期間が良い」ですね〜。
Posted by 玉兎 at 2007年03月24日 09:35
玉兎さん、こんにちは〜♪

私も休憩時間のトイレは必須なので通路は作ってほしいです(笑)
たま〜にですが、ド真ん中に座ったときの休憩時間に左右どちらを見ても誰も外へ行かずに私以外は座ったまま、っていうことがあると…「あ〜今日は運が悪いなぁ」なんて(笑)

私もバレエ上演中にもう一度行きたいです。



Posted by 放蕩主婦 at 2007年03月25日 12:24
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