2007年07月23日

アナニアシヴィリ&ウヴァーロフ『白鳥』

ニーナ&ウヴァの『白鳥』を観に行った(^_^)
変わった演出だと聞いていたが…。

**********

演出・台本改訂・振付改訂 : アレクセイ・ファジェーチェフ
指揮 : ザーザ・カルマヘリーゼ
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団

オデット/オディール : ニーナ・アナシアシヴィリ
プリンシパル/ジークフリート王子 : アンドレイ・ウヴァーロフ
芸術監督/悪魔 : イラクリ・バフターゼ

***********

本当だ…1幕の出演者数やそれに伴う衣装&踊りを激しく削減するためか?『白鳥』の舞台前に舞台に備えレッスンしている風景から始まり…パ・ド・トロワなどが入ってから、ウヴァ@プリンシパルダンサーのソロのレッスン…そしてレッスンに疲れ寝入ってしまい…白鳥が登場する湖のほとりに場面転換。
なので、白鳥登場までがかなり早い。

ニーナの登場。貫禄はあるけど、以前のようなド迫力って感じはもうない。ニーナは小柄ではあるけど、舞台に立つとデカイってイメージだったのに、さほどに感じなかった。ちょっと寂しさを感じる。そして…お腹周りはだいぶ成長した?まー、仕方ないか…。

でも、そんなこといは些細なことで…アームスの使い方が抜群で、まるで本物の翼のような動きが随所にあって素晴らしい。1幕では、足もそんなに上がらず…全盛期のような完璧さは無いが、全体のフォルムは美しく、ウヴァとの呼吸も合っていてそれは美しかった。ニーナの全力を出し切ってないような踊りは…最後まで息切れしないための体力の温存か?

2幕に入って…彼女の本領が発揮され始める。黒鳥のニーナは本当に輝いているし、踊りの切れもあって素晴らしい。フェッテは昔に比べ迫力は数段落ちるが、それでもやはり魅せてくれる。

ウヴァは、なかなか調子が良さそうで、なんとなく嬉しそうに踊っているのが印象的だった。ん〜、ただひとつ…彼の歯並びの悪さは気になる(^^;) オペラグラスを覗くと目立っちゃうのよ。王子やるんだったら治した方がいいと思うのは私だけかしら?

パ・ド・ドゥを踊り終えたニーナはかなり息切れしていたようだったけど、すごく嬉しそうだった。踊りきった〜♪ というような満足げな表情で可愛かったです。

コールドは…すっごく良くも無かったけど、メチャメチャ悪いわけでもなく…1幕は揃っていてキレイだなと思ったけど、2幕はフォーメーションの変化の時にちょっともたつくというか揃わないというか…。ソリスト級もすっごく良い…というような人は見つけられなかった。

民族舞踏のスペインはちょっとカッコ良かったけどね。その他のは無難な出来。というか印象に残らないくらいの出来。

芸術監督&悪魔(ロッドバルト)の、イラクリ・バフターゼはちょっとズングリに見えることもあったけどなかなかの出来。

そして…ラストに向け、ロッドバルトをやっつけることが出来たのか?オデットはどこに行ったのか?を見極められず場面転換(^^;)

レッスン場に、ウヴァが倒れていて「あ〜夢だったのか〜。オデットは何処に??」みたいな動きがあり…ダンサー仲間がウヴァを探しに来て…その後、オデットが舞台奥に幻のように現れるも…ウヴァには見ることが出来ず…「やっぱり夢か〜」みたいな終わり。じゃんじゃん。

役の上での、この芸術監督=イラクリ・バフターゼって1幕で、プリンシパル=ウヴァの踊りに満足できなくて居残り練習させるわけだけど…その後、彼1人を残して帰っちゃって…結局、夢落ちでありながら、夢でも最後がハッキリせず、現実の世界でも最終的にどういう落ちがついたのかがわからず終いでちょっと気持ち悪い(^^;)

それに加え、全体を通してあっさりしていて短かったのと、ぶつ切り感が否めなかったのとでちょい消化不良。
でも、オケは意外と良かったかな〜。シンプルで。

久しぶりのニーナだったし…ニーナ&ウヴァの嬉しそうな踊りを見れたから良かったとするか。





*****
posted by 放蕩主婦 at 16:06| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | バレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確か3年くらい前に観ました〜。
ニーナの「白鳥」は観ておかないと・・・と思って出かけました。
確かに通常の全幕と違うので「?」の所もありましたが、黒鳥のフェッテは特に素晴らしかったです。
ウヴァとのペアもとてもダイナミックで良かった記憶があります。
息をきらしたニーナってちょっと想像できないけど、あれから3年経ってると思うとしょうがないのかしらね〜(涙)
Posted by レイン at 2007年07月30日 15:31
レスが遅れまして…(^^;
黒鳥のフェッテ…素晴らしかったけど…やはり安全に安全に…という感じがしなくもなかったです。
息を切らした…というと大げさかもしれないけど、あ〜でもやはり方で息をしてたな〜。ただ、そういうことを含めても見る価値は充分にありました♪
Posted by 放蕩主婦 at 2007年08月09日 14:11
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/48979410

この記事へのトラックバック

グルジア国立バレエ『白鳥の湖』ファジェーチェフ版
Excerpt: 2007年7月29日(日)大阪フェスティバルホールにて原振付        マリウス・プティパ/レフ・イワノフ演出、改訂振付   アレクセイ・ファジェーチェフ音楽          ピョートル・イリイ..
Weblog: バレエ日記
Tracked: 2007-07-30 02:02

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。